NY株式市場で26日、ダウ平均株価は、先週末から65ドル44セント値を上げ、最高値を更新する4万1240ドル52セントで取引を終えた。先週末、米国・FRB・パウエル議長は来月、金融政策決定会合で利下げに踏み切ることを強く示唆した。この発言を受けて市場では米国の景気減速への警戒感が和らぎ先週末に続き買い注文が広がった。ダウ平均株価が最高値を更新するのは先月17日以来約1カ月半ぶり。東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、きょう午前の終値は、きのうの終値に比べ54円60銭安い38055.62円だった。米国市場でハイテク関連株が下落した影響を受けて半導体関連株などが売られた。円相場がやや円安方向に動いているため、輸出関連株には買い注文が入り、株価を下支えしている。