外国為替市場で、1ドル160円の円安水準が続く円相場。片山さつき財務大臣はきのう、常に断固たる措置をとる用意があることに変わりはないなどとし、市場を牽制した。政府・日銀は、ゴールデンウィーク前にかけ、11.7兆円の為替介入を実施したが、円安の流れは変わっていない。日銀の金融政策決定会合が来週開催される。現在の政策金利は、0.75%。中東情勢悪化に伴う原油価格の高騰などを背景に、想定以上に物価が上がることを防ぐため、この会合で利上げに踏み切る公算が大きくなっている。政策金利が1%になれば、31年ぶりの高水準となる。日銀内からは、「なにもしなければ想定以上に物価が上がってしまう」などとの声もあり、利上げに傾いた形。
