おとといまでの4営業日で1600円超下落となった日経平均株価はきのうその反動から値上がりしたがジリジリ下げ終値は前日比29円安の3万8444円だった。日経平均株価5日続落の要因にはマネックス証券チーフストラテジスト・広木隆氏は1月の利上げの公算が高まってきたことがあるとした。おととい日銀の氷見野副総裁に続いてきのう植田総裁が来週の金融政策決定会合で利上げを行うか議論する考えを表明、国内金利が1.255%まで上昇し円高に触れたことが株価下落の要因の一つとみられる。今後の値動きについて広木氏は「日銀金融政策決定会合(の結果)を見たいという様子見姿勢の強い展開が続くので方向感のない動きになるのではないか」などとした。