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「再生の一本道」 のテレビ露出情報

東京都の離島の大自然を紹介。伊豆大島は島自体が火山でできている火山島で貴重な地形や地質が見られるの1つに認定され、およそ7000人が暮らしている。最大の目的地は標高758メートルの三原山の登山。案内してくれる田中由里香さんは伊豆大島の大自然の中で子育てをしたいと6年前に移住しジオガイドとして活動している。目の前には早速、火山の息遣いを感じる光景が広がる。山のあちこちにあるのは大きな溶岩の塊。1986年、三原山で噴火が発生、山の中腹まで溶岩が流れ込んだ。そのときの溶岩が流れ着いた場所だ。登山口から火口までは1時間程度の道のりで歩道が整備されているので初心者でも安心。その道中、地元の中学生と出会った。理科の授業で三原山に来たというが生徒たちは3年生。卒業後、都心の高校に進学する子も少なくない。火山とともに暮らす伊豆大島。三原山をまつる神社が火口の手前にある。鳥居越しの富士山という貴重な写真を撮ることができた。1951年、86年の噴火でそれぞれ溶岩が流れ着いたものの倒壊しなかった奇跡の社殿となっている。いよいよ、火口付近に到着。三原山の火口の大きさは直径およそ300メートル。深さは200メートルもある。下山する山の裏のルートにも見どころが満載だった。これまでの景色とは一変。実は伊豆大島、国土地理院が作成する日本の地図の中で唯一、砂漠と表記された場所がある島なのだ。裏砂漠から20分ほど下るとさらに違った風景が広がっていた。再生の一本道は39年前の噴火の影響を受けた場所で、植物の再生が始まったばかり。繰り返される噴火の中で何度も再生する植物たち。田中さんは、この島の自然は生きるうえでのヒントを与えてくれるなどと語っていた。

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