出産費用の平均がおよそ51万8000円となり、去年、50万円に増額された「出産育児一時金」を上回った。厚生労働省の調査によると、今年9月までの半年間の出産費用の平均は51万7952円で、2022年度の平均と比べて3万5000円以上増えている。子供を産んだ人に給付される「出産育児一時金」は去年4月、50万円に増額されたが、それにともない値上げする医療機関も多く、“いたちごっこ”の状況が続いている。政府は、再来年度にも、正常分娩での出産の自己負担をなくす方向で検討を進めている。
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