2023年12月、別府市で「イスラーム文化祭」が開催。イスラム教のことを知ってもらいたいと10年ほど前から開催されている。土葬墓地をめぐって相互理解の重要性を感じたカーンさんが開いているイベント。大分県内のイスラム教徒が集まり自分たちの郷土料理を日本人に振る舞っている。山梨県の文殊院には日本ムスリム教会所有の約150人のムスリムが埋葬されている土葬墓地がある。先代の住職・古屋正明さんがイスラム教徒と交流があり、日本ムスリム協会から依頼を受けて設置されたものだという。現住職の古屋和彦さんは土葬墓地問題について「文化とかそういうことよりも困ったことに手を貸すことはもっと基本的なことじゃないかと思う」と語った。