きょうの日経平均株価は6万6428.81円となり最高値を更新した。前日のアメリカ市場での株価急騰が影響しており、ナスダック総合指数とSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が最高値更新となった。中でもマイクロン・テクノロジーは時価総額が初めて1兆ドルを突破し、AIデーターセンター向け需要が追い風となった。これを受け東京市場で買われたのがキオクシアHDであり、一時6万7340円となり、取引時間中の最高値更新となり、時価総額では三菱UFJを一時逆転していた。金利の動向に市場関係者が注目し、日銀の植田総裁は各国の中央銀行の幹部や経済学者らが参加した2026国際コンファランスで、過去の原油価格高騰が物価などに与えた影響について見解を示した。野村総合研究所の木内エグゼクティブ・エコノミストは今の時点では利上げに慎重な姿勢をアピールしたなどと伝えた。日銀は物価目標を2%と掲げており、物価情報率が2%を大きく超えれば利上げで歯止めをかけると想定しており、植田総裁は現状は1.5から2%台の物価上昇は緩やかな上昇に過ぎないとの見解をしている。政府も拙速な利上げには反対と見られており、今の物価高をデフレ脱却と見なすことにも慎重な姿勢を示している。日銀の4月会合では利上げに対し、利上げを判断する9人の内、3名が利上げに賛成したが過半数に届かず見送られた。その後に賛成姿勢に転じている小枝淳子審議委員は金融政策として物価高に対応していく役割は増しているとした。木内氏は植田総裁が利上げに慎重でも審議委員だけで利上げへの賛成が過半数に達する可能性があるなどと指摘した。
