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「利根町」 のテレビ露出情報

茨城県利根町にある廃墟。ここは、かつてキノコ工場だった建物で、1989年に利根町が国の補助金などで建設したが、わずか4年で稼働を停止。以来、30年以上にわたり放置されたままだという。工場の内部は壁が崩れ、壊れた建具などが散乱。建設費用は国と茨城県、そして利根町が出した補助金で全て賄われ、その総額はおよそ1億4400万円。工場の稼働停止後、一度は個人に売却されたが1996年に利根町がおよそ4116万円で再び購入し、工場は町の所有となった。その後、町は工場の借り手を募集し続けたが去年、キクラゲ工場として申し込んだ企業が辞退を表明するなど借り手が現れず。放置された工場からは不審火による火災が2度発生するなど住民の不安も高まっている。さらに町が調査した結果、工場の壊れた壁などからアスベストが検出されると住民からは工場の取り壊しを求める声が相次いだ。去年8月、住民ら157人は工場の早期解体などを求める請願書を町議会に提出。住民らの求めを受け今月23日、利根町は工場を解体することを決定。あさって住民説明会を開くとしている。解体の時期や予算などについては今後、検討するという。

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