群馬県の「前橋市中央児童遊園るなぱあく」は今年で70周年。小型遊具「もくば」は70年間ずっと10円。2007年に登録有形文化財に登録されたことで、新しい部品に替えることができず、古い形と同じように作り直したり改造したり大変。修理しないで買った方が安い場合もあるという。るなぱあくは児童福祉を目的としており、公共施設としての役割が大きいことから10円にしている。キャッチコピーは「日本一なつかしい遊園地」。昭和29年から現在まで値段と姿を変えずに守ってきた。開園当時の10円の価値は現在の100円だが、日本一なつかしい遊園地を守り続けている。園長が貯まってしまった10円玉を見せてくれた。1万6000枚(16万円)あった。現在は入金でも手数料がかかってしまい、この量だと17,600円かかる。10円遊具以外の乗り物も50円と安い。