前橋市にある関東森林管理局がクマの生態についての勉強会を初めて開催し、市町村職員など約600人が参加した。森林総合研究所・中下留美子鳥獣生態研究室長は「耕作放棄地など里山での人の活動が減り、クマが人里に出やすくなっている」として「繰り返し大量出没が起きている中で継続した対策を考えてほしい」と呼びかけた。その上でクマが身を隠せるヤブを刈払うことや、木の実を早めに収獲するなどクマを人里に寄せ付けないことが重要だと指摘した。また、クマの痕跡や出没情報に注意し、人の存在を知らせる対策が大切だと説明した。
