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「前田利治」 のテレビ露出情報

6年前に出張鑑定に登場した兵庫・西宮市の辰巳由祥(78)。当時はインターネットオークションで15万円で落札した古九谷の大皿を鑑定し、評価額は3000円だった。今回はリベンジで再び古九谷の大皿を鑑定した。友人の中島井織も応援に駆けつけた。芸術家・岡本太郎は「自分の中の燃えるようなワッという感動を形にしたものがアートでその感動が古九谷にはある」という言葉を残している。古九谷は17世紀半ばに誕生したが、産地を巡っては加賀・大聖寺藩で藩主・前田利治が窯を開いたという説、肥前国・有田で古九谷の陶片が発見されたことから九谷より早い時期に作られていた説もある。今日ではこれらを総称して”古九谷様式”と呼んでいる。古九谷の絵付けの代表”青手”と”五彩手”を紹介。五彩手は五色で花鳥風月等を描いたもので、江戸時代の絵師・久隅守景が下絵の多くを描いたと考えられている。あぜ道を俯瞰で描いた「色絵畦道文角皿」は五彩手を代表して重要美術品に認定された。青手は緑、黄、紫、藍のうち2~3色で器全体を埋め尽くす。高い絵画性から”日本の油絵”と称される。また近年の研究では、古九谷の図柄にはキリスト信仰に関するシンボルも隠されているという説もある。しかし古九谷は約50年ほどで突如消滅した。

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