釜山国際映画祭で全席完売するなど人気の「孤独のグルメ」が火をつけたのは、韓国の個食ブーム。韓国の食文化といえば、パンチャン(メイン料理を頼めばでてくる無料の総菜で多くの店でおかわり自由、ドラマシリーズに登場した終点炭火カルビでもサービス有り)、そして、みんなでごはんを食べる「会食文化」。「孤独のグルメ」のヒット、さらにコロナ禍で、個食ブームが後押しされた。変化は伝統料理「ポッサム」にも。通常、大皿で提供され大人数で食べることが多いが、「戦いの高段者」という店では、定食のようなスタイルで。さらに、韓国のコンビニでも個食の需要を見込み、ひとり用のピザの販売を始めた。5月に発売後、すでに50万個を販売している。