加湿器はカゼ予防に効果的で、空気中の病原体を湿らせて浮遊させないことで吸い込むリスクを軽減できる。カゼ予防では湿度を50~60%に保つことが重要。一方で加湿器のタンク内に水を入れたままにすると雑菌などが繁殖し、吸い込んでしまうことでアレルギー反応を起こして加湿器肺炎を引き起こすリスクもある。対策としては水は継ぎ足しせずに毎日入れ替える・週に1度はタンクを洗剤で洗うなどが効果的となる。カゼ予防で最も効果的な加湿器の置き場所は部屋の中央で、吹き出し口を70~100cm程度の高さの場所にすることなどでより効果が増すという。部屋中央に設置することで水蒸気が部屋全体に拡散され、床近くでは床が結露して水蒸気が拡散されないという。また水蒸気が換気扇に吸われてしまうこともあり、窓の近くも水蒸気が逃げてしまうという。