自民党総裁選には高市早苗経済安保担当大臣が出馬表明し「日本列島を、強く豊かに。」と掲げて経済成長の大切さを述べている。小泉進次郎元環境大臣はあいさつ回りを行い、きょうは加藤勝信元官房長官が出馬を表明する予定で告示日の木曜日を前に顔ぶれが固まりつつある。立憲民主党の代表選の候補者はTBSの番組に出演し、野田佳彦元総理大臣は政治とカネの問題を巡り自民党支持層にも食い込むメッセージを出していくと言及し、枝野幸男前代表は解雇規制はクビにする自由を与えるものだと批判。泉健太代表は防衛増税をやらないのは立憲民主党が行ってきたことと言及し、吉田晴美衆院議員は選択的夫婦別姓は国会でいい続けてきたことと言及。野党キャップの新田晃一氏によると締切の1分前に立候補に間に合った吉田氏を推薦した中には野田氏に近い人物も多いといい、決選投票を見越した動きだという。また、自民党総裁選について専門家の有馬晴海氏は10人が立候補すれば決選投票となるのは当然ではないかと指摘し、決選投票は国会議員票の影響が大きく2012年の総裁選では投票では石破茂元幹事長が党員票の多数を獲得したにも関わらず、安倍晋三元総理が決選投票で20票差を付けて勝利していると紹介し、決選投票に向けて国会議員票の駆け引きが激化すること予想されると指摘している。