加藤元官房長官はきのう午前、自民党の総裁選への出馬を表明した。「ニッポン総活躍プラン」をスローガンに掲げ、国民の所得倍増を最優先課題とし、国内投資の促進や少子化対策などに力を入れると強調した。また、裏金議員については「それぞれの議員に対して説明責任を果たすよう徹底して働きかける」などとし、裏金は「国庫返納を検討すべきだ」などと述べた。一方、初の女性首相を目指す上川外相は20人の推薦人が集まり、今日出馬を正式に表明した。野田聖子元総務相は推薦人20人の確保が出来ず、立候補を断念した。斎藤経産相も立候補は極めて困難な状況と見られている。自民党総裁選は9人で争われる公算が大きいとされている。