リフォーム初日、家では一世さんが匠とともに器の整理をしていた。絵の具は器で蓋をしたまま梱包し、リフォーム期間中仮の作業場に運ぶ。魔裟斗は急階段を上り下りして荷物を運び出した。手伝いの尼神インター渚も到着。封筒からは亡き夫、勤さんの若い頃の写真が出てきた。62年前に絵付師として独立し自宅兼工房を構えた。久世さんは24歳で勤さんと結婚した。久世さんは工事中、介護施設に一時入居し完成の日を待つ。手すりやステップなどの介護用品は取り外して返却。古いベッドも撤去した。
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