きょう開かれた災害対策本部会議。石川・馳知事は「2次避難者の受け入れを継続しながら観光需要の喚起を図っていくことが可能と判断。北陸4県で足並みをそろえて「北陸応援割」を開始することとした」と明かした。北陸応援割は地震の影響で宿泊施設のキャンセルが相次ぐ中、1泊2万円を上限に観光客の宿泊代の半額を補助する国の支援策。被災者が2次避難している加賀市の温泉地では”4月以降も2次避難の受け入れを継続”とした上で会長は「皆さんが元気になれる、前に進める、それが能登の復興支援にもつながると信じている」と話した。珠洲市では避難所を元気にしようという取り組みが行われた。小学生によるミニコンサート。参加した6年生の西琥太郎さんと3年生の妹・こはるさん。地震直後から小学校の避難所に身を寄せている。琥太郎さんは「大変なこともあるが地域のみんなに支えられて過ごしている」と話し、こはるさんは「みんな地震で落ち込んでいるけれど自分たちは前向きで頑張っていきたい」と話した。ミニコンサートに被災者は「子供たちも頑張っている。私たちも頑張らなければと思った」と話した。