加須市は埼玉一の米の産地。働いているのは東京近郊から移住してきた若者たち20人。田んぼの広さは130haもある。点在する600ヵ所の田んぼで米づくりをしている。稲作農家は10年間で約45%減少した。そして約70%は後継者がいない。大規模な米づくりのヒミツ1:田んぼの衛生写真。1つ1つの田んぼを全てデータで管理している。衛生写真で稲の色を分析し遠隔で育ち具合を確認できる。大規模な米づくりのヒミツ2:若者たち。初心者でも安心して働けるシステムにより農業未経験の若者たちも参入しやすい。食の未来を見据えて有機栽培にも力を入れている。にじのきらめきは新潟県でつくられ2018年に登場した。暑さに強い米で温暖化に対応できるようにつくられた。