東京・文京区のクイーンズ伊勢丹小石川店ではシーズン到来のイチゴがずらり。根強い人気の福岡県産「あまおう」、栃木県産「とちあいか」と並び、売り場の大部分を占めていたのが埼玉県産のイチゴ。埼玉県が開発した「あまりん」は、おととし全国いちご選手権で最高金賞に輝いた。埼玉・松伏町のコロコロいちごファームでは栽培面積が2年で倍増。あまりんを含む食べ放題コースもすぐに予約がいっぱいになるという。ひとつの苗にできるイチゴが少ないため、甘さが一粒に凝縮。イチゴの開発に力を入れている埼玉県では、期待の新品種も登場。加須市の農家を取材。3年前にデビューしたばかりの「べにたま」は県内でもまだ栽培している農家が少ない希少品種。