トランプ陣営が22日に発表した声明によると、英国の労働党の幹部がハリス陣営の選挙運動を支援するため米国に派遣する党のスタッフをSNSで募集し“住まいは私たちが調整します”などと投稿したという。そして“労働党がハリス陣営を組織的に支援している”として“外国からの干渉にあたり違法だ”などと主張し、連邦選挙委員会に調査を求めている。これについて労働党のレイナー副党首は、あくまでも個人のボランティア活動で組織的ではないという認識を示した。米国と英国はともに「特別な関係」と呼ぶ緊密な同盟関係を保ち互いを重視してきただけに、英国の野党からは“トランプ氏が返り咲いた場合、米国との外交や貿易などに深刻な影響が出かねない”として労働党に対する批判の声も上がっている。