毎年ド派手に着飾った若者が集まる福岡・北九州市の二十歳の記念式典。そんな中、若者と同じド派手衣装で注目を集めたのは、去年就任した武内和久市長。北九州市を盛り上げるコンテンツとして、ド派手衣装に注目しているという。その火付け役となったのはレンタル衣装店のみやび。とにかく派手にという若者の要望に答え、ド派手衣装を初めて20年。北九州市生まれのファッションは国境を超え注目されている。去年9月には世界4大コレクションの1つニューヨークファッションウィークに呼ばれ、みやびの衣装が海外デビュー。進化した着物として世界から認められた。そのド派手衣装を求めて朝早くから若者が集っていた。中でもひときわ目立っていたのは、兄弟のように仲良しの男性2人が合計160万円かけこだわり抜いた虎と龍の衣装。一番見てもらいたいのは育ててくれた親たちだという。2人はそれぞれの親に向けて手紙を読み上げた。