全日本フィギュアスケート選手権開幕まであと7日。6度目の優勝を目指す宇野昌磨は、昨シーズン、4種類の4回転ジャンプを武器に全勝を果たし、ことしの世界選手権では、2連覇を達成した。ジャンプ中心の演技に葛藤を感じていた宇野は、今シーズン、4回転ジャンプを3種類にして、表現に力を注いでいる。今シーズンは、未だ優勝はない。鍵山優真など、ライバル3人は全員、合計300点超えの自己ベストを持っている。宇野は、もっと上を目指さなければならないというのがやりがいになり、楽しさにつながるなどと話した。全日本で表彰台に上がれば、来年の世界選手権出場が見えてくる。宇野が今回優勝すれば、羽生結弦などと並ぶ6度目の優勝となる。あすは、鍵山優真について紹介する。