パリ五輪では、フランスなど強豪国出身の4人のコーチが選手を指導していた。フランスフェンシング界のレジェンのエルワン・ルペシュコーチ42歳は、東京五輪フルーレ団体出場金メダルを獲得。日本チームの宿敵だったが、現役引退後日本男子フルーレのコーチに就任した。ルペシュコーチはメンタル改革を行った。フルーレ団体・松山恭助選手は「20年以上世界の第一線で活躍した人の言葉なので信じている」とコメントしている。さらに、三宅諒氏によると「現在もルペシュコーチはトレーニングなどを行っている」「フランスの魂と言われている人。太田さんの盟友。」「ヨーロッパの情報が入り、有利に練習できる。」などと話した。ナショナルトレーニングセンターの練習場所が4面から2019年以降30面に拡充したと紹介された。三宅諒氏は「今まではフルーレ・エペ・サーブルごとに分かれて練習してきたが、拡充したことで一緒に練習できるようになった。お互い刺激しあいながら切磋琢磨するようになり相乗効果が生まれた。」とコメント。