開幕まであと2ヶ月のミラノ・コルティナ五輪。先週、ビッグエアW杯開幕戦で、日本女子が表彰台を独占する快挙が。優勝したのが、深田茉莉。今年10月には女子世界初の大技に成功。今年10月、標高3500mのスイス・サースフェーで約3週間の合宿を行う深田に密着取材。1日の練習時間は5時間。ひたすらジャンプを飛び続ける。深田にアドバイスを送るのは佐藤康弘コーチ。北京五輪で2つのメダルを獲得した中国の蘇翊鳴を育成し、国際友情賞を贈られた名コーチ。後攻からは地元・愛知を離れやっさんのいる埼玉で練習。合宿中には深田の滑りをやっさんが撮影。深田は板に強く初力をかけ、反発力で高いジャンプを生み出している。練習後、深田の部屋にお邪魔すると、 棚においていたのは日本から持ってきたお菓子。さらに見せてくれたのは練習帳。大技を引っ提げ二人三脚で五輪初出場で金へ。
