これまでに日本が冬のオリンピックで獲得したメダルの数は、スキージャンプはスピードスケートに次いで2番目に多い日本のお家芸。ジャンプでは北京大会まで15人のメダリストが誕生している。うち11人が北海道出身。スキーをとりまく環境の変化で、小学校でスキー授業が費用・指導者不足など授業は減少傾向、スキー場の数は30年にで3分の2に減った。中体連開催の全国大会は2030年度からジャンプが実施されない。先月、札幌市の大倉山ジャンプ競技場でスキージャンプW杯 札幌大会が開かれ、地元競技団体が小中学生を無料招待した。人口3000人ほどの下川町では大小あわせて4つのジャンプ台があり、選手たちはジャンプ台まで歩いて5分の距離にある寮で生活している。町職員として雇用された専門の指導員もいて、拠点にくれば競技に打ち込める。今は町でジャンプに取り組む10人の高校生はいずれも町の外から来た。毎日練習できる環境から、海外からの留学もいるほど。ミラノ・コルティナ五輪に出場した二階堂蓮選手もジャンプ留学で下川町に来ていた。
