中国の今年7月から9月のGDP(国内総生産)は、前の年の同じ時期に比べてプラス4.6%だった。中国国家統計局はきょう、7月から9月までの第3四半期のGDPが、前の年の同じ時期に比べてプラス4.6%と発表した。2期連続で伸び率が縮小し、政府の通年目標である5%前後も下回り、景気の減速傾向が示された形。不動産開発投資はマイナス10.1%、新築不動産の販売面積はマイナス17.1%と、依然、厳しい局面が続いている。中国政府は先月末以降、景気刺激策を相次いで打ち出しているが、今後、どの程度効果が現れるか注目される。