大学2年生、山形県出身で都内の私立大学に通っている。生活費を抑えるため1日2食付き月6万円の寮で暮らしている。日曜日は食事が出ないため、もらったご飯などで節約。大学生をも追い込む物価高。首都圏の私立大学・短大の計10校を対象に昨年度入学した学生の1日あたりの生活費を調査したところ660円。最も高かった1990年度より1800円減少。一方自宅以外から通う学生の受験から入学までの家計負担は過去最高平均235万円。調査をした教職員組合は物価高で学費や家賃が値上げされる中、教育費の負担は限界に達している。国による経済支援が急務だとしている。大学2年生は寮費以外の支出をアルバイトでまかなっている。両親によると入学の費用は350万円余年収の約3割に上ったという。桜美林大学・小林雅之特任教授は「多様性が失われていくことが懸念される」という。
