イラン領内で撃墜されたアメリカ軍戦闘機の乗組員救出から一夜明け、救出作戦の成果を強調したトランプ大統領は一方で乗組員が行方不明になっているとメディアが報じたことで「危険にさらされた」と主張。機密情報を漏洩した人物を明かさなければ「記者を収監」すると圧力をかけた。さらにホルムズ海峡への対応をめぐり日本などを名指しで批判し、不満を顕にした。こうしたなか日本時間あす午前9時に迫ったイランとの交渉期限。トランプ大統領は会見で何度もこの期限までにイランに合意するよう迫った。これまで「45日間の停戦」を経て「恒久的な戦闘終結」について話し合う2段階の案が報じられていた。しかしこの案をイラン側が拒否。イランはあくまでも恒久的な戦闘終結が必要だとしたうえで、ホルムズ海峡の安全な航行に関する協定などを含む10項目の回答をしたという。ニューヨークタイムズがこの中に含まれるとみられる案を新たに報じた。イラン側がホルムズ海峡の封鎖を解除し、通過する船舶1隻あたり約3億円の通航料を科すという。収益はオマーンと折半するという。イラン側はアメリカとイスラエルに賠償金を求めない代わりにその収益を破壊されたインフラの再建にあてることを計画していると見られている。イラン側の提案にトランプ大統領は前向きな反応を示した一方で、国際法違反という指摘も出ている民間インフラへの攻撃を正当化するような発言も飛び出した。期限を前にイスラエル軍はSNSにペルシャ語でイラン市民に鉄道の利用を控えるよう投稿。命が危険にさらされると警告している。一方のイランは政府関係者が日本時間きょう午後6時半に人々に全国の発電所で手を取り合い「人間の鎖」で発電所を守るよう呼びかけている。
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