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「北島忠治」 のテレビ露出情報

松尾雄治は明治大学時代には早稲田をやぶり、大学選手権優勝に導いた。華麗なステップで変幻自在のパスでチームの司令塔として戦術を生み出し革命を生み出しミスターラグビーと呼ばれた。日本を熱狂の渦に巻き込んだラグビーワールドカップ2019。日本は並み居る強豪を撃破し全勝でグループリーグを突破しベスト8を進出を果たした。大畑大介は元日本代表の国際試合トライ数69の世界記録保持者。松尾の影響でラグビーを始めたという。松尾は3歳のころに元ラガーマンの父からラグビーの英才教育をうけて小学5年生になるとラグビーに取り組んだ。目黒高校のラグビー部の主将をしていた金田さん。入部当時の松尾をラグビーの知識はあったがだめな選手でも良い選手でもなかったという。目黒高校は松尾が入部した時に全国優勝を果たしたという。しかし過酷な練習の中で松尾には優れた能力にボールをつなぐ才能が開花。スクラムハーフというポジションで頭角を表していく。スクラムハーフはフォワードからバックスへパスを出すがチームのつなぎ役でラグビーの豊富な知識をいかせるポジションだった。体力不足を克服しチームの絶対的な存在になった。
松尾は高校三年の時は全国高校ラグビーの決勝では準優勝に終わった。高校卒業後に松尾が進学したのは明治大学。津山武雄さんは明治大学で松尾と同期。スクラムハーフとして九州電力で活躍した。当時の松尾については同じポジションだったが一ヶ月も経過しないうちにその力の差は歴然で郡を抜いていた選手だったという。ゲームが作れる万能なプレイヤーで、1年でレギュラーになり大学ラグビー界の注目を浴びたという。誰も真似できない武器にはステップ。相手をいとも簡単に抜き去り華麗なステップを踏む。後に松尾の代名詞ともなるこの技は松尾ならではのものだという。何人もの相手を一気に抜き去る松尾のステップ。大畑はそのステップの秘訣に視野の広さと答え、どこにどういった選手を引き付けるのか、空いたスペースに対して切り返すことができる脚力の強さがありアクセルとブレーキの能力の高さにある。パスをうけた松尾は一瞬左足に重心をうつし、相手が動きにつられた隙をすかさずに空いたスペースに一気に走り込む。視野の広さ、スピードのコントロール、判断力で唯一無二のステップに。大学三年には日本代表に初選出された。
しかしある日監督にスタンドオフへ突如ポジションを変更されたという松尾。スクラムハーフより一列後ろでパスを受ける。スクラムハーフで日本代表に上り詰めながらも突然のポジション変更だった。阿刀さんは明治大学で松尾と同期だったが松尾の葛藤を目撃していた。本人はスクラムハーフとしてやっていきたいというのが見えたが、そのやる気の無さで叱られていたという。監督の北島忠治は1929年から67年間明治大学ラグビー部を率いた名将。大学選手権で優勝すること12回。重戦車明治を作り上げた。監督の狙いに阿刀さんは松尾はゲームメークがうまく、スタンドオフのほうが全体が見えてゲームのコントロールがしやすいという。しかし松尾は腐っていたが父から一通の手紙がきて、チームが優勝することが大切で、ポジションはお前のためにあるのではないと伝えた。目が覚めた松尾は新しいポジションで走り出した。阿藤さんは松尾はスタンドオフになりよりいきいきしていたと答え、ゲームの司令塔になったという。このことで阿刀さんは松尾は明治大学のラグビーの知識をあげてくれたと答えた。明治のラグビーは「前へ」だがボールを持って少しでも前にいく力のラグビーだった。しかし松尾の影響で一手二手先を見越したラグビーになったという。さらに当時フォワードとバックスは分業制だったが全員ラグビーへと進化させた。
1976年の大学選手権の決勝で早稲田大学と試合をすることに。星野さんは早稲田大学のラグビー選手で当時、松尾と試合の中で対峙した。明治を圧倒したライバルの早稲田だが大学選手権3連覇は当然だと思っていたという。しかし、明治は司令塔の松尾中心に全員で突き進むラグビーを行った。宿敵早稲田を下し明治大学が優勝した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月3日放送 21:50 - 22:40 NHK総合
サンデースポーツFOCUS ON
華麗なパス攻撃が得意な早稲田大学、強力なフォワードが強みの明治大学によるラグビー早明戦。今年で100周年。明大ラグビー部は創部100年。これまで大学選手権を13回優勝。67年間にわたって監督を務めた北島忠治は、「前へ」という言葉で選手らを鼓舞。今の部員には北島を知らない人も多いが、山本副主将を中心に考えは受け継がれている。早稲田は「WASEDA FIRST」[…続きを読む]

2023年9月9日放送 1:41 - 2:30 NHK総合
レジェンドの目撃者レジェンドの目撃者
松尾は父の影響でラグビーを始めたという。さらに父は自分たちの子供は勉強ができないので運動で生きていくしかないと言い出し、ラグビーの英才教育が始まったという。また実際にスタジオでパスのやり方を解説し、松尾は父の手紙でポジションの変更をしたと語った。またラグビーではいかに16人目をつくりトライをさせるかが鍵だと語り、監督の北島忠治については正々堂々と汚いことはし[…続きを読む]

2023年8月31日放送 1:29 - 2:28 NHK総合
アナザーストーリーズ 運命の分岐点新日鉄釜石ラグビー7連覇 東北で起きた2つの奇跡
釜石市が日本選手権7連覇を成し遂げた新日鉄釜石ラグビー部の本拠地だった。1964年、一人の男が新日鉄の前進・富士製鐵に入社する。市口順亮さんは後にラグビー部を率きチームを変えていく。1960年代の釜石製鉄所は年間100万トンの鉄を生産。高度経済成長期の日本を支える花形産業。東北中から若者が集った。そこへ京都大学工学部出身の市口さんが鉱山技師として入社する。京[…続きを読む]

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