アメリカ軍は今月、最新鋭の兵器を相次いで日本に展開した。UEP ships video撮影の映像(神奈川・横須賀基地)を紹介。今月7日、アメリカ海軍ステルス駆逐艦マイケル・モンスーアは表面の突起物が少なく、レーダーに映りにくい。日本に寄港するのは初。フジテレビ・能勢伸之特別解説委員は「見せる抑止による牽制かもしれない」とコメント。先月、中国空母・遼寧、山東が初めて太平洋上の小笠原諸島やグアムなどを結ぶ第2列島線を越えて展開。マイケル・モンスーアは射程1600kmの巡航ミサイル・トマホークを最大80発連射することが可能。将来のパワーアップも決まっていて、極超音速ミサイルCPSを搭載。今年12月に同型艦からの試験発射が予定されている。アメリカ空軍にも動き。沖縄・嘉手納基地に今月12日、F-15EX戦闘攻撃機が到着。再来年度から配備を目指す極超音速巡航ミサイルHACMを搭載。HACMは射程1800km、速度はマッハ8以上。嘉手納基地ではコブラボール偵察機が5月から展開している。他国の弾道ミサイルや衛星打ち上げロケットの軌道追跡し、その性能を調べる能力を持っている。
