現在のSUBARUが本格的に車作りに参入したのは富士重工業を設立してからのこと。計四輪自動車スバル360を量産。衝突安全という考え方がまだ浸透していなかった1960年代から衝突安全試験を実施してきた。SUBARUは後方の視界も良好に保つように、リヤウインドウにいち早くデフロスターを採用した。さらに、セダンタイプの乗用車に初めて四輪駆動を採用したのもSUBARUだった。1999年には世界初となるステレオカメラによる運転支援システムの搭載車を完成させた。その後、多角化していた事業を縮小。強みである自動車と航空宇宙事業に技術を集約した。車の電動化へも柔軟にシフトしている。2024年に稼働を始めた北本工場ではハイブリッド車両用のトランスアクスルを製造している。運転席の近くに配置されるため、静かな乗り心地の実現には制度の高い組付けが求められる。室内のスペースを広く取るために、バッテリィは後部のスペースに格納した。バッテリィパックの底はソリのように斜めになっていて、追突されたらパックごとズレる仕組み。
