北海道・大樹町にいまある変化が。きっかけとなったのが街の外れにある施設。スペースコタンの大出大輔取締役は、ここが北海道スペースポートのLCゼロという発射場の射点になると紹介した。ここはロケットの打ち上げなどで使う宇宙港。発射場と滑走路を備えている北海道スペースポートは民間企業等が自由に活用できる。世界中のロケット会社から問い合わせが来ているという。ここを拠点に活動しているのが堀江貴文氏が創業者のインターステラテクノロジズでこれまで18機打ち上げている。大樹町への若い世代の移住者も増加している。去年入社した伊藤志朗さんもその一人。こうした動きもあり大樹町の人口はおととし23年ぶりの増加。街を上げて宇宙産業に力を入れている。大樹町の黒川豊町長は、ドラッグストアも来た、大手スーパーも入った、コンビニはいま3軒ある、そのへんが充実してきたのはやはり宇宙の牽引力、だと語った。そして宇宙港ではさらなる町ぐるみの取り組みが。新型ロケット用のエンジンの燃焼実験の準備が行われていた。特徴としては燃料の元が牛の糞尿だという。
住所: 北海道広尾郡大樹町