釧路湿原周辺の大規模メガソーラーの建設に関連し、環境省はきのう、環境保護の観点から省庁連携で対策を検討する関係省庁連絡会議の初会合を24日に行うと明らかにした。北海道釧路市の鶴間秀典市長は、太陽光発電施設の建設を自治体が規制できる法整備を自民党に求めた。釧路市では、来月、建設を許可制とする条例を施行される。自治体ごとの対応には限界があることから、規制を強化する法改正を求めた。自民党の元北海道知事の高橋はるみ議員も会合に出席。釧路湿原周辺では、メガソーラーの開発が相次ぎ、森林法違反や希少生物への影響が懸念されている。条例では来年以降に建設される太陽光発電施設から適用されるという。浅尾環境大臣は、地域と共生が図られない太陽光発電の建設については抑制すべきだと考えているという。環境省は、国土交通省など関係省庁と連携するという。太陽光発電と地域の共生、規律の強化を検討する連絡会議を設置するという。来週水曜日に初めての会合を実施するという。