兵庫県でクマの管理に携わる兵庫県立大学横山真弓教授に話を聞いた。横山教授の現状認識としては「特に北海道、東日本で激増している」ということで山の中にクマがパンパンにいる状態で、ドングリなどの餌が凶作になり、山からあふれ出ている状態だ。また、東北地方では増加率20%。地域によっては、もう少し高い場所もあるのではないかということで。仮に4000頭いる地域では1年で800頭増えている計算となる。横山教授によると個体数が少ない時というのは人里に出てくるような問題個体だけを駆除することで済んでいたが、今は増えすぎているということで人里に近い場所に生息するクマを捕殺して個体数管理をする必要がある。ただ、課題もあるということで横山教授は「捕殺数を増やすにも人手が足りていない」と指摘。ジャーナリスト・柳澤秀夫は「クマを取り巻く自然環境の変化というのは気候変動があるが、人間側にも責任がある部分があると思う。クマの生態を専門家の力も借りて的確に把握したうえでクマの生息域と人間の生活圏をどう折り合わせるのか、地域全体の問題としてクマ対策っていうことを考えていく時期に来ている。」とコメントした。
