東京世田谷区にある海鮮食堂「根室食堂尾山台店」でサケの塩焼きを食べた男性は、身が締まって脂が乗っている嬉しいい一品などと話した店長によると、サケの仕入れ価格は3年で3倍以上上がっていおり、高級魚になってしまったという。その要因は、歴史的不漁にある。北海道の秋サケ来遊数は、去年およそ686万匹まで落ち込み記録的な不漁となった。今年はさらに半減し、ピーク時のわずか6%ほどのおよそ364万匹にまで減ると予測されている。その理由と考えられているのが、温暖化による海気温の上昇やプランクトンの減少などだ。釧路市の鮮魚店では去年、1キロあたり1000円前後だったが、今年は7~8000円ぐらいになるという。その他も東京の食堂では冷凍サケなどで対応しているという。サケに加え、北海道産イクラも10年前の約10倍まで高騰している。こうしたサケの危機的状況について岡山理科大学の山本准教授は「大きさは昔と違ってかなり小型になっている。ただ今、全国で養殖が始まっている。そういう一つの流れというのはこれから必ずやっていかないといけない」とコメントした。
