群馬・北軽井沢に新たな蒸留所ができ、ことし10月から本格的な製造を始めたそう。蒸留所の主である坂本龍彦さんは東京・銀座のバーテンダーというもう一つの顔を持ち、ウイスキーの魅力に惹かれ、作り手になりたいとの夢を持ったそう。そこですぐに国内外の蒸留所を巡るなど動き出し、世界的名酒の蒸留所でウイスキー作りの土台を築いたそう。その中で資金面で課題に直面したが、ウイスキーを愛する客などがウイスキーの樽のオーナーになるかわりに資金を拠出したとのこと。また場所についてはウイスキー仲間が来て見て触れやすい場所を選んだとのこと。また自然の条件も蒸留にうってつけで、標高1100mのこの場所では沸点が通常より低いため長時間低温で蒸留でき、味わいに深みが出ることを期待しているとのこと。坂本さんは熟成ウイスキーを来夏から販売予定で、これを前に熟成前の原酒も味わってもらいたいと販売に乗り出したとのこと。