20年ぶりに新たな顔に生まれ変わった新紙幣を求めてごった返した各地の銀行。さいたま市・埼玉りそな銀行の様子。10枚の新紙幣を手に入れた大学生はその感動を家族にもおすそ分け。新紙幣、初日のきょうはおよそ1兆6000億円分が全国の金融機関へと渡った。全国各地のゆかりの地も、新札フィーバー。新千円札の顔、細菌学者・北里柴三郎生誕の地、熊本県小国町。北里柴三郎記念館の様子。人口6300人ほどの小さな町に人気者のくまモンが駆けつけ地元の偉人をお祝い。ふだんは過疎地などを巡る地元銀行の移動店舗車も特別出動。両替に100人以上の行列ができた。東京生まれの教育家、津田塾大学の創設者・津田梅子。東京・東京体育館の様子。新五千円札の顔にちなんで行われたのが5000メートルリレー。津田塾大学の学生たちが200メートルのグラウンドを25周してバトンをつないだ。アンカーはゲストの元サッカー日本代表・岩渕真奈さん、レスリングリオ五輪金メダリスト・登坂絵莉さん。1983年から40年間、一万円札の顔として日本経済を見つめてきた福沢諭吉。その生誕の地、大分県中津市の様子。お土産店は福沢せんべいの下に新たに作った渋沢せんべいをセットで販売する商い上手。福沢記念館の映像。キャッシュレスに言及。
新たな一万円の顔、実業家・渋沢栄一の出身地、埼玉県深谷市はイベント準備で大忙し。渋沢栄一政策推進課・塚越稔課長は「若い番号を日本銀行さんのほうに要望出したところですがいまだにお返事がないのでやきもきしてる感じ」と話す。市役所に新一万円札を展示する予定の深谷市。埼玉県深谷市長・小島進市長は「午後日銀に行きます」と話した。Aの1番の新紙幣を水から直談判するという。東京・中央区の映像。