北野エース東武池袋店にある本棚に並べられているかのように陳列されたレトルトカレーコーナー。その名も「カレーなる本棚」。日本国内だけではなく、海外のものも取りそろえ、およそ230種類が並んでいる。売り上げも年々伸びていて2023年と比べ、去年は10%増えたという。ただ、こうした商品になじみのない消費者も。1年以内にレトルトカレーを購入した割合を世代別で見ると30代と40代の男性はおよそ5割程度。20代以下は男女ともに5割を切っていく。グラフ:カレーの市場規模(出所・インテージ)、1年以内のレトルトカレー購入率(出所・マクロミルと二松学舎大学・小具研究室)。東京・豊島区の映像。北野エース東武池袋店・石井優一郎副店長のコメント。ハウス食品が来月10日から順次発売する、その名も「カレーでニクる。」。20代から40代前半をターゲットにしたレトルトカレー。この商品を企画開発したのは20代を中心とする若手。責任者は入社2年目、24歳の岩金慶さん。実際に比べてみると既存商品は、ジャガイモやにんじんが目立ち肉は小さめ。新商品は野菜の具は省き、大ぶりの肉に特化した。さらにこだわったのが「ニクる。」という商品名やパッケージデザイン。店での参考価格は400円台半ばと高めだが、肉を打ち出したカレーで若い世代に売り込む。北野エースでは若年層を取り込むためにカレーなる本棚の写真をSNSで拡散してもらうことで店舗に来る人が増えてほしいという。ハウス食品・食品事業本部・長江隆司のコメント。
住所: 東京都豊島区西池袋1-1-25
URL: https://www.ace-group.co.jp/store/182_94.html
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