常盤橋付近を歩き、訪れたのは、日本銀行。江戸時代には、金貨をつくる場所など金融街だったことから、金座と呼ばれた。明治時代に、日本銀行がつくられ、現在もその役割を果たしている。日本橋交差点から日本橋のたもとに向かった。訪れたのは、古地図で御高札と記された場所。御高札は、法令などを周知する場所で、当時は案内板が設置されていた。現在は、モニュメントが置かれている。隣には、インフォメーションセンターがある。江戸グルメを求め、「榮太樓總本鋪日本橋本店」を訪れた。人気メニューは、創業当時から変わらない金鍔。あんこたっぷりで、薄い皮が特徴。できたてを試食し、神田は、あたたかい金鍔は初めてだが美味しい、皮は薄いのにしっかりと香りがあるなどと話した。店は日本橋のすぐ近くで、イートインコーナーもある。日本橋を北に、室町方面に向かった。訪れたのは、古地図に時の鐘と記された跡地。時の鐘は、1626年、徳川秀忠が鋳造した江戸時代に最初にできたもの。江戸時代の標準時間だったという。現在は移転し、十思公園に置かれている。300年以上の歴史がある。現代でも、除夜の鐘を鳴らす際にはこの鐘が使われている。
住所: 東京都中央区日本橋小伝馬町