後継者不足の倒産が増えている。5年連続過去最多を更新。一方で継承の動きが広がっている。昨日、春闘の集中回答日。ことしの引き上げは?賞味・消費期限は、今より延びる? 基準見直しへ。どんな食品が延長になるのか。昨日は春闘の集中回答日だった。トヨタ自動車は、5年連続満額回答となった。大手企業から大幅な賃上げが相次いでいる。賃上げの余裕がない中小企業。老舗和菓子メーカーのみどり製菓は賃上げを検討しながらも、価格転嫁は難しいという。従業員の時給が上がると年収の壁で働き控えがあり人手不足が心配される。月給アップ以外の方法で従業員の生活を支える企業もある。東京都千代田区の従業員20人のゲーム制作会社の「シフォン」は、食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」を利用している。従業員と企業が半額ずつ負担してカードに電子マネーをチャージし加盟する飲食店などで利用すれば食事代の負担が半分で済む。福利厚生を充実させ実質的に手取りを増やす取り組み。賞味期限と消費期限について、国が基準を見直す動きがある。安全係数という商品を安全に食べられる期限から、どの程度余裕をもって期限を設定するかの基準を用いて決められている。現在の基準は2005年に策定されたもの、食品保存の技術向上で期限を見直す方針を政府が示した。今月からファミリーマートはおむすびなど約70品目の消費期限を2時間延長、製造工程の見直しで実現したもので食品ロス削減につながる。賞味期限や消費期限の見直し。今月末にも閣議決定へ。どの食品の期限が延長となるのか。