前作から6年ぶりとなる又吉直樹の長編小説「生きとるわ」がきょう発売。主人公は順調な生活を送る公認会計士の岡田。高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから人生が狂い始める。人間の闇、笑いを同時に描いた作品だ。又吉は「自分がやってきたお笑い芸人としての活動と文筆業が初めてちゃんと合わさって作れた作品」と語った。これまでで最長の2年という期間をかけ完成させた。又吉に記者から「相方の綾部さんは読まないか」という恒例の質問があり、又吉は「綾部さんは本が読めない。本人いわく『領収書がギリや』と言っているので、今度会ったときに口頭で内容を伝えようかなと思っている」と答えた。2015年、芥川賞を受賞し累計354万部のベストセラーとなった「火花」から11年。今回の新作には自身の積み重ねてきた時間が写し出されているという。
