今シーズンJ1に初昇格したファジアーノ岡山。昇格を機にホームゲームは連日満員。社長の森井悠さん。運営方針は地元に根ざしう日常になくてはならないクラブになること。スタジアムグルメには「津山ホルモンうどん」「千屋牛串焼き」など地元のグルメが並ぶ。廃校のグラウンドを人工芝に整備し、スポーツ環境も整えてきた。クラブの最大の収入源は地元企業からの広告料。すでに多くの協力を得ているためこれ以上伸ばすのは難しいと考えている。そこで目を向けたのがオーストリアだった。最大のメリットはここでキャンプを行う100以上のクラブと練習試合が組めることだった。さらに資金獲得も見据えている。キャンプは選手獲得に向けた情報収集の場でもある。ここで関係を築き、所属選手の移籍を活性化させることができれば移籍金でクラブに入るお金が増える。そのお金を選手育成や補強にあてることで強化を図るという。