さまざまな条件が整わないと出会えない貴重な風景「ダイヤモンド富士」を求めて上村リポーターが運試しのロケに行ってきた。待ち合わせをしていたのは写真家のShun Shiraiさん。Shunさんが撮る写真のテーマの1つがダイヤモンド富士。このダイヤモンド富士はどこでも見られるというわけではない。夕日のダイヤモンド富士が見られるのは富士山の東側、夕日はこのピンク色の部分だけ。さらに日の入りの場所と時刻は季節によって少しずつ変わるのでちょうど富士山と夕日が重なるとき、お天気がよければ見られるという。今回訪ねた千葉市ではダイヤモンド富士が見られる場所を公開している。観察のスポットは毎日、日替わり。撮影日は15日だったので目指すのは千葉ポートタワー。この日、ダイヤモンド富士が見られるのは午後4時54分、到着したのは1時間ほど前だった。ダイヤモンド富士まであと30分だが、夕日がだいぶ沈んできたが厚い雲に覆われて富士山はまだ姿を現してくれない。この日、タイムリミットまであと10分。諦めかけたそのとき、うっすらと浮かび上がってきてくれた。このあと、夕日が富士山の山すそを滑べり落ちるように沈むその名もコロコロ富士まで見られた。富士山と夕日が織り成す美しい風景。運試しのロケは見事成功した。11月にかけてさまざまな場所でダイヤモンド富士が見られるチャンスがある。
住所: 千葉県千葉市中央区中央港1
URL: http://www.port-tower.chibacity-ta.or.jp/
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