動物との距離の近さから「日本一危険な動物園」とも呼ばれたノースサファリサッポロ。建物を無許可が建築し、20年間営業を続けてきたことが問題しされたほか、市の敷地にオブジェを放置するなど様々な問題が浮上。今年9月末で閉園することが発表された。今後の問題は動物たちがどうなるか。札幌市動物愛護管理センターの職員が立ち入り検査を行い、210頭の動物が計画通り移動されたことが確認された。運営会社のサクセス観光が市に提出した移動計画書によると去年12月末時点で640頭を飼育していた、2024年度に210頭移動、今年度は95頭の移動予定だが、335頭の移動のめどが立っていない。北海道には大きな動物園が4つあるが、引き取ることは難しいということだ。北海道では定山渓熊牧場が2004年に閉園したものの、譲渡先がみつからないヒグマはその後も飼育され続けた。