東京ディズニーランドでキャラクターの着ぐるみを着てショーに出演していた女性が過重労働で疾患を発症したとして運営会社のオリエンタルランドに賠償を求めた裁判で千葉地裁は女性の訴えを退けた。原告の女性は重さ10~30キロの着ぐるみを着用していて、腕などに激痛が走る疾患を発症した。オリエンタルランドが安全配慮義務を怠ったとして約385万円の賠償を請求していたが、千葉地裁は「コンディション確認表の記載から業務内容の軽減が必要だと認識するのは困難だった」として女性の訴えを棄却。女性側は控訴するか検討しているという。