本日のゲストは西野亮廣さん。西野さんが原作・脚本・製作総指揮を務めた「映画 えんとつ町のプペル」は観客動員数196万人のヒット。西野さんは芸人・絵本・映画・演劇・イベントなど活動は多岐にわたる。現在、泊まれる美術館を企画している。著書は累計発行部数100万部超え。一方で、言動が度々炎上する。原点は漫才師。キングコングとして人気になった。相方の梶原雄太さんは、西野さんを一言で言うと「少年」だと話した。
西野さんと華大はよく知る間柄で仲が良く、華丸は西野さんが正論を言うから苦手だと明かした。番組ではホームページからお便りを募集中。西野さんは、大吉を「えくぼをつけた東野幸治」と指摘した。また、西野さんは大吉に感謝している話とクレームを持ってきた。西野さんが2013年にニューヨークで個展をするとき、クラウドファンディングで資金調達する際に、当時親交のなかった大吉が最高額の30万円を寄付してくれた。西野さんは、「西野の絵を30万円で買えるのは今しかないから」と大吉に言われたことをよく覚えている、その1回しか感謝していないという。
西野さんから大吉へのクレームは、飲みに連れていってもらうときにずっといじってくること。大吉は冷静に考えたらパワハラだと思うとし、「本気で嫌がられてたらやめるよ」と話すと、西野さんは本気で嫌がってると抗議した。キングコングの印象について、華丸はスピードが早いと語った。相方の梶原雄太さんは、西野さんについて、最初に出会ったときは運命の人に出会った感覚で、仲が悪い時期もあったが今が一番仲がいいと話す。西野さんと出会って24年、西野さんはずっと何かに挑戦しているという。
西野さんのこれまでを振り返る。1980年兵庫生まれで4人兄弟の3番目。高校卒業後に芸人養成所に入り、NHK上方漫才コンテストに出場し、プロデビューの前に最優秀賞を受賞した。翌年にはバラエティ番組のセンターに抜擢された。人気絶頂の20代で西野さんは絵本作家になると宣言し、仕事の合間にひたすら絵を描いた。発表のあてもなく5年間絵を描き続け、周囲からの批判もあった。当時、西野さんは自身の芸人活動について、お膳立てしてもらっていながら突き抜けていないと感じ、違うことをしたいと考えたときにタモリさんに絵を描くことをすすめられた。最初の作品は時間をかけることで他と差別化を図る下心があったと明かした。いいものを作れば売れると考え、作ることは頑張ったが届けることはやれていなかったことが反省点だった。4作目の「えんとつ町のプペル」は代表作になった。この作品は分業で作った。
西野さんが今1番盛り上がっている企画がバンドザウルス。アーティスト写真はすべてAIで作られている。AIネイティブのバンドを作ろうと考え、AIがデザインしたマスクを人間が作った。幕張メッセのハロウィーンで盆踊りをする予定。何をするにしても予算や集客などを考える必要があり、毎日勉強をしている。相方の梶原さんも、めちゃくちゃ勉強家でアンテナの張り巡らせ方が尋常じゃないと話し、西野さんは天才ぶってやってないふりをすると暴露した。西野さんはショートスリーパーで毎日2～3時間しか寝ていない。
ミュージカル「えんとつ町のプペル」に主演した吉原光夫さんは、本作を通じて西野さんと飲みに行くようになった。いつも緊張感はあり、西野さんを「根暗なおしゃべり」と評した。西野さんは現場からレンタル自転車で次の現場へ行くそうで、その時間だけが両手が塞がって携帯が見られなくて自分だけの時間になっている。また、吉原さんは西野さんを生粋のおせっかいだと話していて、炎上について強く見せているし慣れているが毎秒傷ついてきた人だとした。西野さんが「えんとつ町のプペル」作ったのは、夢を語れば笑われて行動すれば叩かれるというのを描こうと思ったことがきっかけ。