中小企業の従業員などが加入する医療保険「協会けんぽ」の昨年度、令和6年度の決算は賃上げなどによる保険料収入の増加で6600億円の黒字となった。黒字は15年連続。全国健康保険協会は後期高齢者医療制度への支援金の拠出が今後も高い水準で推移すると見込まれることなどから、財政状況を注視していく必要があるとしている。