南メソジスト大学のヤン博士によると今世紀末までに世界の川では結氷期間が平均で23.5日減少し、さらにこの現象の日数は北極圏より亜寒帯の川ほど大きいという。ヤン博士はこのまま温暖化が続けば今世紀末には天塩川が凍らない河川になる可能性があると指摘した。1960年代の半ばまで天塩川流域では川岸の氷を切り出して橋にしていた。かつての人々は氷とともに行きていた。雨が降った2日後に天塩川には寒さが戻り、氷の崩壊は止まった。3月になると溶けた氷はサケたちを海に送り届ける流れとなった。
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