徳島市の阿波おどりは8月11日に技量の高い「有名連」による舞台公演が行われたあと、12日から15日までは街なかに設けられた合わせて5か所の有料と無料の演舞場で行われる。有料の南内町演舞場が設置される徳島市中心部の公園では踊り手を間近で見ることができる長さおよそ120メートルの桟敷席を組み立てる作業が始まっている。南内町演舞場にはおよそ2700席が設置される予定で、強い日ざしが照りつけるなかおよそ30人の作業員が桟敷席のスタンド部分を組み立てたりベンチを設置したりしていた。現場では作業員の熱中症を防ぐため霧状の水が出るミストが用意されたほか、休憩所には簡易ベッドなどが設置された。桟敷席は今月中に組み上がり、ほかの演舞場桟敷席も順次組み立てが進められていく予定。
住所: 徳島県徳島市新町橋2-20