中国と領有権を争う南シナ海の南沙諸島付近で、フィリピン漁船約20隻が中国海警局の船から妨害行為を受けたという。放水などによってフィリピン人の漁師3人が打撲などの怪我をし、漁船2隻が重大な損害を受けたとしている。また中国船は救助に向かったフィリピン沿岸警備隊の船に対しても急接近などの妨害行為を行ったという。フィリピン沿岸警備隊は中国に対して「国際的に認められた行動規範を守り漁民の命を危険にさらすよりも人命救助を優先するように求める」と批判。一方中国海警局の報道官は、現場海域は中国が主権を有していると主張。フィリピン側が漁業を名目に警告を繰り返し無視したため強制排除したとしている。
